ひとつひとつの積み重ね

今日は曇り空。コロナのころから、朝7時に事務所に出勤し自分の時間を作るようにしています。特に誰かの真似をしているわけではないのですが、先日知人とお会いした際に、その方も長年このような経営をされてきたと伺い、自然なことなのかもしれないと納得した次第です。
人生は完ぺきを求めるものではなく、納得を求めて前に進むものであり、その納得を日々の反省の中で修正していくものと、どこかで聞いたことがありますが、このスタンスで臨むと無理なく動けることに最近気がつきました。そういう年齢なのでしょう。
今年はいくつかのマイルストーンを置き、自分のペースを確認しながら前に進んできましたが、いくつかの通過点で選択をしました。予定通りになっているということは、無理なく動けてきたのだと思います。ちなみに今月のマイルストーンはゴルフなのですが、大切なことはペースを整えることであり、これが目前の私の課題になっております。
新たな形で世の中が動き始めました。想定内の出来事なのですが、大局を見失わないことだけを心がけております。
政情不安は日本だけではなく全世界的な出来事です。先の大戦に突入した日本の反省を考えると、暴走しないように世の中をしっかり見ていくことが必要なのではないかと思っております。大陸に進出した際、事後的な国民への承認で正当化したことすなわち終わりよければすべて良しという、短期的思考になっていないかなどみております。
戦国時代的に話せば、手つかずの兵馬を十分に養っておき、事に備えることが肝要かと思います。走っている方々は近視眼的になりがちなのですから、常に別の見方をするように、応援していても別の視点で見たうえでの応援をするように心がけております。
日本人の気質である同調性は、危険性をはらんでいないかなど、今の時期だからこそ頭をよぎります。
大戦でぐちゃぐちゃになった東南アジア諸国の中で、冷静を保てた国がいくつかありましたが、彼らは戦後も同じように冷静で国体を維持できている人気の国であることを、一つのお手本としてみたいと思います。



