プリの乱2



前回は、あまり調べないまま書いてしまい、自分の認識に誤りがあったこともわかりましたので、再度この乱について整理してみたいと思います。

1.これまでプーチンの汚れ役を担ってきたプリだった。
2.ワグネルを率いてウクライナの最前線で戦う中、プーチンをはじめとするロシア軍中枢部に不満を抱き始めた。
3.その動きを察知した中枢部は、暴発を誘導した。
4.暴発したプリを「裏切り者」と処分し、ロシア所払いとし、ベラルーシに預けた。
5.ワグネルは、基本的にロシア軍に組み込み、これ以上の暴発を防いだ。

と言ったところが、多くの識者の意見であるように思います。

加えて、アメリカを中心とする西側諸国は、早くから一連の動きを察知しており、しかしプリの暴発に関与していないことを明言しています。


様々な意見が飛び交う中どこかで報道されていましたが、
「ウクライナ軍は予想以上に強く、プリがかなり苦戦させられたこと」
が、今回の暴発の本質であるように思います。
かつて、日本軍においても、類似の状況下で、現場の指揮官と中枢部との意見の対立があったことは、

歴史が証明しています。


新しい報道で、
プリの暴発について、ロシア国内で協調した人がいる とか、
プーチンは、戦意高揚のため、前線に出始めた、
などが出てきました。

さて、今後どうなっていくのか、
プーチンは、じわじわと追い込まれてきたように思います。

こんな為政者の下で暮らしたいなどとは決して思わないです。



日本に生まれて本当に良かった。


頑張れ日本。