金ヶ崎の戦い
今朝も気持ちいい朝となっています。昨日は、昨今、飲食の量が増え気味になってきていることから、早朝ランニングし、体調を整えていました。少し湿った空気がのどに心地いいのもこの季節の特長かも知れません。
金ヶ崎の戦いを思い出しています。同盟関係であった浅井が信長に反旗を翻した、その瞬間負け戦が決まりました。秀吉公が殿軍となり、命からがら退却したこの戦は、その後の信長の行動に大きく影響を及ぼした、とも言われています。
学生時代このくだりを読んで印象深かったのは、信長公の負け戦への潔さでした。裏切られた段階で、負ける戦になったことをしっかり受け止めてああだこうだ言わず撤退を決めるなどなかなかできないこと。また、何よりもしっかりとしんがりをつとめた、秀吉公の戦っぷりに心躍らせました。
誰がやっても負ける戦、そんな戦に敗戦の責任などないものと考えます。むしろそんな戦でしんがりをつとめたこと、や、その後の信長公の冷静な行動に価値があったと思います。
信長公がこの敗戦処理において配下を処罰したという話は聞いたことがありません。
金ヶ崎の古戦場に一度行ってみたいとずっと思っていて、機会を探っているのですが、大阪からの道のりは意外に遠く、東海道新幹線と福井間に早く新幹線が開通すればよいのにと思っているのは私だけでしょうか。
大きな戦の流れをじっと見つめるのも楽しいものです。
金ヶ崎の古戦場、ぜひ一度行ってみたいものです。