1年計画の途上

(5月4日羽田空港第2ターミナル)


連休中は予定通り遠出せず、自宅でのんびり過ごしました。

唯一の外出は、羽田空港での飛行機撮影でしたが、人の多さに驚いたとともに、やはり空港はこうでなければと思った次第です。人々が周囲を意識せず、自由に歩き食事するさまを見てうれしくなりました。


「久しぶりの旅行だが、久しぶりすぎて違和感を覚える」というコメントをTVでみました。私の周りもまだこのような人が多いです。

よく考えてみると、仕事終わって、飲んで、どうしようもないことを皆で愚痴って「それでも明日は頑張ろう!」と考え、ほんとうにどうしようもない時は、旅行に行ったり、多少の贅沢をしたりして、息抜きを入れながら暮らすのが、日常生活だと思います。
気分転換と仕事がセットになって、初めて、仕事は頑張れるのです。
まだそんな日々ではないように思います。

平時であるのは職場の中だけ、会社を出ると以前にはまだ遠いです。

また弊社のように、営業時間を短縮し、週休3日制にかえたところもあります。いきなり、コロナ前の時間帯で、会議等が設定されても参加できないこともあります。
すべてをコロナ前に戻すことが良いのかを探っている状況下だと思います。



コロナによって封じ込められたエネルギーが「以前の状態に早く戻せ!」と安易な思考で発せられても当惑します。「新たな生活様式」と変容が求められていたのはつい最近のことです。
自殺者も増えているようです。
また精神的に不安定な人たちが出始めています。


変なエネルギーに担がれず、踊らされないよう、ぼんやりと淡々と進んでいきます。



ウクライナ戦争ですが、ロシア軍の意外な弱さが露呈しています。今後は、慎重に落としどころを探っていくことになるのでしょうが、米欧諸国が当事者であることから、日本は彼らの判断を尊重する現在の立場を崩すことなく、彼らと同調してできることをやるという、今の姿勢堅持で良いと思います。
今回の侵略で、ウクライナとロシアの長年に渡る紛争、ロシアという国のもつ民族性、日本とロシアのこれまでの関係等を、国民は知ることとなりました。これらの知識及び経験を踏まえ、弱体化したロシアとどう付き合っていくか、を探っていくことになると考えます。
くれぐれも「米欧諸国と同調しながら」を踏み外してはならないと考えます。