日本の課題に集中してほしい

ロシアによるウクライナ戦争が続いています。
最近、局地戦でのウクライナ軍の攻勢が報道されることが多くなりました。6月にはNATO諸国の新兵器による反転攻勢があることが噂されています。
 
しかし、何が正確な情報で、また、喜ぶべき結果なのかは、私にはまだわかりません。
 

軍事専門家の方々の、慎重でかつ言葉を選ぶさまに、戦争の奥深さを感じると同時に、現在の状況がみて取れます(貴重な彼らに事故がないよう注意してほしいくらいです)。
日本政府関係者からのウクライナ軍事情報はほとんど見えません。
さすがだなと感心しているところです。
 


戦争は、開始する前の期間、戦争中の期間、終戦後の期間、すべてひっくるめて、総括されるものだと考えます。その長い期間を考えると、歴史が判断するといっても過言ではないものかも知れません。

今回の戦争も、長きにわたるロシアとウクライナの歴史から考えないと判断を誤ります。
現在行われているロシア軍の残虐非道な行為は、後世に長く深く怨念を残すことになります。
そして、この戦争の結果が、世界全体に及ぼす影響やその影響から、今後人類が取る行動も、どのように推移していくかわかりません。

例えば、ウクライナ人の命を厭わず国を守る姿勢が、最終的に、その後の世界を平和にした だから、自らの尊厳にかけ、誉れにかけて、最後まで戦う姿勢が大切といった、結論に、後世なることもありえます。

以前どこかで読みましたが、例えば、日本が現在アメリカと極めて友好で平和な関係にあるのは、死力を尽くして戦うお互いの強さを見て、お互いに畏怖と敬意をおぼえたから、という説もあります。

ロシアが、今後、ウクライナ人の強さに心底敬意を覚え、二度と侵略しない結果になったとき、ウクライナ人の行動は、未来永劫称賛されることになり、世界の規範となるかもしれません。

もっとも、この戦争は彼らの問題でありますから、彼らを尊重する私は、また専門家でもない私は、一切、あたかもわかったような、さばくような意見を述べることはできないということを、付記しておきます。


どう考えても、局地戦の一部を見ただけで、ああだこうだとは言えないのではないでしょうか。




日本は日本の課題に集中すべきです。

それは憲法改正や防衛力強化です。
くれぐれも識者の皆さんは、今、迅速に研究し、結論すべきテーマを誤ってはいけないと考えます。