予想していたこと

7月になりました。
史上最速に梅雨明けし、早めの猛暑に苦しめられていましたが、この数日は台風の影響で気温も下がり、夜エアコンをつけずに寝ることができています。

 

先日久しぶりに修善寺に行ってきました。美しい山々の緑、すがすがしい空気を十分に楽しむことができました。
一方、東京に帰ってきて環八通りに入った瞬間、アスファルトの照り返しによるすさまじい熱気を車内で感じ、東京の暑さ対策は一体どうなっているのかと思ってしまいました。
屋上の緑化推進などの状況は全く知りませんが、以前から私は、水素自動車が普及し、車からでる水が路面を冷やして、これがヒートアイランド対策にならないのかと考えています(勝手な思い込みです)。早く開発して海外に高く売り込んでほしい。
夏の首都東京を冷やしてほしい。


そういえば、台湾は、資源の乏しい国であるから、半導体を国家資源と位置づけ、大規模な生産設備を作るとの話を耳にしました。
この思い切りの良さは素晴らしい。小国であるから小回りが利き、また臨戦態勢の国家であるから緊張感があるからなのかもしれません。
ウクライナ戦争で、ロシアがしぶといのは、石油や天然ガスの資源国であるからということにいまさらながら世界が気づき始めているなかの話で、いいタイミングだなと思いました。


日本も資源に乏しい国と言われています。資源開発や国境線の保持のため尽力されている方々の存在はあまり知られていません(知られないようにしているのかも知れません)。周辺国が日本の資源に本気で目をつけ、侵食に向け活動し始めるのは時間の問題だと考えています。
以前、多くのサンゴ漁船が大挙したことを忘れてしまったのでしょうか。海外の報道を見ると彼らはまだ存在しているようです。

国を挙げて生産すべき資源を定義し、開発・生産体制を強化すること、そしてこれらの資源を守るための予算や対策は万全なのでしょうか。

食糧もロシアのカードとして機能しています。もう30年以上前になりますが、大学の授業でこれからは食糧問題や温暖化が世界的な課題になると教わった話を友人から聞きました。研究者はもう30年も前に、これらの課題の存在を研究していました。
私が若かったなら、農業をやり、海外に、高くいいものを輸出でもしたい、などと考えたりしています。


日本頑張れ。
ウクライナ戦争による物価高は想定済みだったことです。始まったばかりです。
まだしばらく続くのですから、じたばたしないで、しっかりと、しなやかに、世界の変化に対応していくべきです。

また、大きな課題を着実にこなしていくこと。
憲法改正、今回こそは実現しなければ。
議論が膠着しているものは結論を出す時期です。日本には小田原評定という言葉があります(小田原の人への批判ではありません)。

現実は目の前に迫りつつあります。