国際観光旅客税



日曜日は朝から天気が良く、当家はちょっとした記念日でもありましたので、どのみち家にいてもごろごろしているだけのこともあり、郊外にドライブしてきました。


自宅から中央道で普段1時間30分程度の公園を目指しました。事故渋滞があり2時間半ほどかかりました。


公園の敷地内はアスファルト敷きではなく、照り返しも強くなく、湖から吹く風は爽やかで、暑さをそれほど感じませんでした。家族づれの人たちが、公園の木陰でのんびりとランチしている姿はのどかで、とても幸せな気持ちになれました。行ってよかったです。


20代のころ、この公園の近くに当時できた大規模リゾート宿泊施設があり、仕事の関係で1度だけ宿泊させていただいたことがありました。コテージが立ち並ぶスポーツ設備等もある施設で、そのおしゃれで贅沢な雰囲気に、田舎から出てきたばかりの若い私は圧倒され、東京(近辺)はいいなあ、と憧れた記憶があります。

その後私の記憶からは消え、場所も忘れていました。
先日宿泊した際に、偶然、その憧れの施設が近くにあることを知り、現在の様子を外からみることができました。
往時の勢いはなく、施設のメンテナンスは足りず、大変残念な気がしました。施設名も経営者も変わったようです。古くからある観光地のリニューアルに力を注いでいただきたいものです。




ところで、最近物価高の話をお客様からよく聞くようになりました。建築資材、車、簡単な内装工事費用なども、1.5倍位になっている様子です。

コロナに加え、ウクライナ戦争の影響、さらに円安もあることから、日本だけの責任では有りません。ただ日本は先進国の中でコロナからの復帰が唯一遅れています。早く以前の状態に戻すべきだと考えます。

ただ、急激な変化には必ず反動があります。売上増加のための低価格競争や経費削減のための仕入先の締め付けなどが少しづつ見えてきています。
「もっと安くでやってくれるところがある」という触れ込みで、紹介料をとるコンサルタントや紹介業者たちが勢いづいているようです。
これは以前から指摘されてきたことではあります。現在の政策とは真逆の行動をとる彼らは仕事がしやすい環境になったとも言えます。政策に水を差しかねません。
注視していただきたいと思います。


今月から外国人観光客の受け入れが再開されます。当面コロナ前の状況に戻す事が目的とされるのでしょうが、日本人の所得を上げることも政策の中心とされている中です。目先の利益を追求するあまり、安易に安売りなどしないよう心がけていただきたいものです。値上をするには円安も手伝ってやりやすい環境にあると思います。


日本人のサービスは世界一と言われているのですから。


そういえばとある先進国の大学の授業で、日本人の所得の低さが悪い例として取り上げられているという記事を目にしました。大変残念なことです。
褒められていい気になっていてはいけないと思います。

 

観光と言えば、国際観光旅客税なるものが導入されていました。

不勉強でした。大歓迎です。

 

中央道の日曜日、17時ごろの下り車線はかなり混んでいて、眠気との戦いでした。

みな動き始めたようです。