中国経済崩壊19

 
  
 昨日は小春日和で穏やかな日でした。気持ちよい一日でした。紅葉も十分に色づきました。
 思い返せば、昨年の今頃はまだコロナ禍であり、全国感染者数が連日報道されていました。そんなコロナのことなど、国民はすべて忘れてしまったかのように、普段通りの日々を過ごしています。

 コロナ禍で起きたことは、非常時の出来事ですから、現在の視点で当時のことを批判する意見に対しては、必ず「コロナ禍でしたから」と私は反論するようにしています。のど元過ぎればと言いますが、当時の不始末をゼロサムで判断するような意見には、注意していきたいと思います。


 政界のスキャンダルが連日報道されております。この手の話は、向こう側の世界のことであり、本質は一般の国民には分からないですから、基本的にああだこうだと安易に申し上げることはできません。
 これまででてきた中から、なんとなく共感できたのは、被選挙権の年齢を下げるべきという意見でした。
 国民が批判するのは簡単ですが、どうしたらいいのかということを考えるのも、国民自身の役割だと思います。それをしなければ、極めて無責任な批判となってしまいます。国民自身の問題としてとらえるのが、私たちに課せられた課題だと考えます。

 ただ、国際情勢は相変わらず不透明なままです。国政に滞りが無いように、良く使われる「中長期的な」ではなく「短期的な」視点で国益を考えた上での対応がされてほしいものです。


 中国の経済崩壊は日々進んでおります。かくいう私も15年くらい前、中国進出関連セミナーに何度か参加し、その必要性の是非を検討した一人です。以前も書きましたが、商慣習のあまりの違いに、高リスク高リターンであることを懸念し、その後一切の検討をやめました。

 日本は中国とのつながりは深く、日本には多くの中華系の人たちが暮らしています。私の故郷鹿児島も、大陸に近い地理的な背景から、多くの影響を受けたと学んでおります。仲良くしたいのはみな同じであり、それは先方も同じなのでしょうが、とはいえ、現在、それができないことになっているのは、これは日本側の問題ではなく、先方の政治的な体制にあることは間違いありません。その事実を忘れ、安易に反米思考に走ることは、中国の狙い通りになっていると、そんな意見を目にしましたが、同感です。


 バイデン大統領の「信頼する、しかし検証する」という言葉は名言であり、日本もこの姿勢を忘れてはならないと思います。

 フィリピンの船舶と、中国海警との衝突が再発したようです。経済崩壊はじわりじわりと進みます。十分に崩壊するまでは、このようなことはしばらく続くことでしょう。
 


 頑張れ日本!